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魔女の下僕と魔王のツノの感想。人種を超えた優しい物語

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魔女の下僕と魔王のツノって?

出典:魔女の下僕と魔王のツノ1巻表紙

 スクウェア・エニックスの月間少年ガンガンで連載されているラブコメです。

 著者はもち先生。

 2021/12月時点で15巻が刊行されており、ジャンルとしてはラブコメディに分類。

 種族や心についてかなり深く触れており、笑いながらも道徳的なことを学べる作品となっています。

あらすじ

 魔女であるベディとその下僕のアルセニオ。

 ある日ベティの師匠であるビビアンが身体から茨が生えてくる謎の病にかかり、その治療薬の材料となる魔王のツノを取りに行くよう命じられる。

 魔王相手に戦々恐々としながらアルセニオは魔王の城に乗り込んだところ、捕らわれの身である少女レイと出逢う。

 レイは魔法で女の子にされた男の子で、元に戻るためにアルセニオと共に魔王と奮闘することになる。

感想

 この本の面白いところは、性別や種族という線引きが非常に曖昧だというところです。

 男が女になったり、その逆になったり、心は男か女か、人間か魔物かなど、各キャラクターの心情について繊細に描かれています。

 ジェンダーレスという言葉が広まっていますが、そのことについて考えさせられるいい作品だと感じました。

 コメディ要素が多いので、それだけでも十分楽しめます。

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