「うたわれるもの」あらすじ紹介!絶対にプレイすべき感動必至の壮絶ストーリー
うたわれるものとは?
「うたわれるもの」はアクアプラスより発売されている全3部からなるシミュレーションRPGゲームです。
2002年に発売されて20年近い歴史のある人気作です。
作品は「散りゆく者への子守歌」、「偽りの仮面」、「二人の白皇」の三つに分かれており、「散りゆく者への子守歌」と他2作では主人公が異なります。
アニメ化、ドラマCD、コミックなど幅広いメディアで展開されており、直近ではアプリゲーム「うたわれるものロストフラグ」が配信されており、その人気の根強さが伺えます。
筆者は2部目の「偽りの仮面」から入りましたが、それでも十分に楽しめる作品となっていました。
それぞれの作品の魅力
3つすべての作品について語るととんでもなく長くなってしまうので、それぞれの概要だけざっくりと触れていこうと思います。
いずれそれぞれの記事を書こうと思います。
概要:うたわれるもの 散りゆく者への子守歌
発売は2002年ですが2018年にPS4とPSVita向けにリメイク版が発売されています。
記憶喪失と大怪我を負った主人公「ハクオロ」は、とある村娘「エルルゥ」に助けられる。
自分の名も思い出せず、外れない奇妙な仮面をつけて、いかにも怪しいであろう自分に良くしてくれる村人たち。
村長であるトゥスクルに「ハクオロ」と名付けられ、その知識を持って村の発展に尽力し貢献する。
そのときに武器として鉄扇を預かる。
ある日、村を統治する国「ケナシコウルペ」が村人の反発を理由に村を襲撃。
大勢の村人と共に村長のトゥスクルも殺害されてしまう。
ハクオロは怒り、彼を指導者として村人たちは立ち上がり、ケナシコウルペに対して謀反を起こし、これを下した。
そして新たな国「トゥスクル」を建国し、ハクオロは皇となった。(皇とはいわゆる王です)
建国を境に国や種族が異なる者たちが集い、トゥスクルはますます発展していく。
しかしそれに追従するかのように次々と戦禍は拡大していき、ハクオロは戦いに身を投じる以外の選択を失う。
ハクオロの正体は遥か昔から存在する神「うたわれるもの」であり、「ウィツァルネミテア」と呼ばれ崇められる存在であることが判明。
自分が存在していはいけない存在であることを知ったハクオロは自ら封印されることを選び、仲間の前から姿を消した。
最後に残ったのは決して外れなかった仮面だけ。
概要:うたわれるもの 偽りの仮面
気がつけば青年は深く吹雪く山を彷徨っていた。
記憶もなく、自らの名もわからない青年は旅をしているという少女「クオン」に救われて「ハク」と名付けられ、護身用として鉄扇を渡される。
行く宛もないハクはクオンと行動を共にし、とある集落でウコンと名乗る武人に出逢う。
怠け者で戦いはからっきしのハクだが、その知恵と思い切りの良さでトラブルを解決していく。
大きな都「帝都」に到着するとウコンの正体はヤマト右近衛大将「オシュトル」であると明かされ、オシュトル指揮下の隠密として様々な仕事を依頼されることになる。
帝都の旅籠屋「白楼閣」を拠点とし、仕事を通じて次第に仲間が増えていった。
ヤマトの最大権力者である帝の「ミト」という老人にお茶に招かれる。
ミトはハクの兄であり、ハクの過去を知っている唯一の人物だった。
ある日、ミトはクオンの故郷であるトゥスクルの侵攻を開始した。
突然の侵攻に困惑するハクだったが、苦戦を強いられるヤマト軍勢に加勢すべくトゥスクルの大地を踏む。
トゥスクルの武将であるベナウィとクロウに苦戦を強いられる。
そんな中、帝の崩御したと報告を受け、トゥスクルから急ぎ撤退。
帝都に戻ったとき、何者かが企てた帝の娘「アンジュ」暗殺の犯人にされたオシュトルが拘束されてしまう。
ハクたちは宮廷に潜入し、オシュトルとアンジュを救出。
帝都を離脱してオシュトルの故郷への逃亡を図った。
しかし八柱将のヴライが立ちはだかる。
オシュトルとヴライは特殊な力を宿す謎の仮面を持つ「仮面の者(アクルトゥルカ)」と呼ばれる者だった。
ハクたちを逃がすべくオシュトルは仮面の力を解放してヴライと激突。
自身の命を代償に仮面の力を極限まで解放し、ヴライに勝利するが、自らも塩の塊となって命を落としてしまう。
オシュトルは死に際、仮面と共に「姫殿下(アンジュ)を頼む」と言い残し、その意志をハクに託した。
何者かに奪われた帝都を取り戻すには「右近衛大将オシュトル」の力が絶対不可欠。
ハクはオシュトルとして生きることを決意し、合流したクオンたちにオシュトルとして「ハクの死」を伝えた。
ハクの死によって絶望したクオンは仲間の元を離れ、右近衛大将オシュトルとなったハクはヤマトに仇なす者たちを討ち取るためにオシュトルの故郷「エンナカムイ」の民を導き、修羅の道を歩いていく。
「ハク」という本当の自分を殺し、オシュトルという偽りの仮面を被って。
概要:うたわれるもの 二人の白皇
前作の続編でハクが主人公。
帝の崩御とアンジュの暗殺未遂によってヤマトは混乱していた。
その混乱に乗じて八柱将の「ライコウ」は偽の皇女を仕立て上げてヤマトを掌握しようとしていた。
本物の皇女は邪魔となるため、アンジュとオシュトルがいるエンナカムイに侵攻を開始し、戦いの火の粉が降りかかることになる。
アンジュ自身もヤマトを取り戻したいと願い、帝都奪還に向けて戦うことを決意する。
仲間すらも騙し、オシュトルとして振舞うことに苦悩し、精神をすり減らしていくハクだった。
オシュトルの母には正体を見破られ、騙していたことを責められるどころか、オシュトルの遺志を継いだことを感謝され、ハクの苦しみを理解し、息子とさえ言ってくれることに涙する。(このシーンは本当に感動します)
力も戦力もヤマト軍勢には遠く及ばないハクはエンナカムイへ侵攻した八柱将最弱のデコポンポとの戦で冷酷な戦法を取った。
ハクの友人でもあった軍師「マロロ」はオシュトルらしからぬ戦い方に正体を疑う。
しかし誰にも正体を知られるわけにはいかなかったハクはオシュトルとして冷淡に「ハクの死」をマロロに伝え、大きな亀裂を生むことになる。
マロロが去った後、オシュトルと対となる将、左近衛大将「ミカヅチ」が現れ、剣を合わせたその最中、本物のオシュトルではないことを悟られてしまう。
己が認めたライバルであるオシュトルの仮面を被る偽物に激怒したミカヅチは仮面の力を解放するが、同じく力を解放して見せたハクをオシュトルであると認めた。
戦禍は広がっていき、戦いの中で仲間たちは次第にオシュトルの正体に気づいていく。
しかし誰もそれには触れず、最後まで”オシュトル”を信頼して付き従った。
様々な戦いを経て、多く者たちの助けを借り、友を失いながらも、ハクたちは帝都奪還が目前となる場所までやってきた。
原初の仮面を装着した八柱将ウォシスとの戦いで、ハクは命を代償に仮面の力を引き出し、激しい戦いの末オシュトルと同じく塩となって崩れ落ちてしまう。
ハクの死をきっかけに、「ウィツァルネミテア」の血を引くクオンが暴走。
そんなクオンを救うために、封印されたハクオロから力を受け継いで再び仲間たちの前に舞い降りた。
戦いを終え、忽然と姿を消すハク。
クオンの夢の中で再会し、目が覚めたときにはクオンが持っていた鉄扇がなくなっていた。
総括
重厚なストーリー、各キャラクターたちの感情や背景、場面を盛り上げる音楽。
どれをとっても一級品であると断言できます。
これをプレイして損をしたと感じることは絶対にないと思いますので、時間を作ってでもプレイすることをお勧めします。
「二人の白皇」をプレイするときはハンカチかティッシュのご用意を忘れずに!
お涙必至です!
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その他
うたわれるものロストフラグ(スマホゲーム)