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追放悪役令嬢の旦那様 コミック版の面白さについてネタバレを含めて解説

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追放悪役令嬢の旦那様とは?

 Web小説サイト『ツギクル』で掲載された小説のコミカライズ版です。

 著者は小森きりさんで、2022年1月28日に第3巻が発売されました。

 少しぼんやりした主人公『ユーフラン』と前世の記憶を持つ悪役令嬢『エラーナ』が次々と画期的な製品を開発して、異郷の地でスローライフを始める物語です。

 二人ともいろんな意味で可愛いです。

 二人が少しずつ絆を深めていく姿に、むずむずしつつもニヤニヤしてしまいます。

 悪役令嬢系の作品に興味なかった筆者が初めて興味を持った作品です

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登場人物

出典:1巻より

主人公の『ユーフラン・ディタリエール・ベイリー』。

愛称『フラン』。少しぼんやりしたところがある。

恋愛戦争にかまける王太子や友人たちに無茶ぶりをされ続けて、竜石職人という物作りのプロを凌ぐ技術力を身につけた。

婚約破棄されたエラーナを押しつけられ、それに巻き込まれる形で国外追放される。

当人はエラーナにもともと好意があり、彼女の頼みなら大体なんでも聞いてしまう。

/

出典:1巻より

ヒロインの『エラーナ・ルースフェット・フォーサイス』。

愛称『ラナ』。明るく奔放。

婚約破棄をきっかけに前世の記憶が蘇り、そこからくるアイデアを基にフランに画期的商品を開発してもらっている。

前世の影響で「頑張っている人に真っ当な評価も報酬も与えない理不尽」が大嫌い。

革命を起こすほど高い技術力を持ったフランを無償で使い倒していた王太子一行のことも嫌っている。

あらすじ

 ラナは、国王陛下も出席する卒業パーティーで『守護竜の愛し子』である少女をいじめていたと冤罪をかけられ、王太子から一方的に婚約を破棄されてしまう。

 見かねたフランは、パーティー会場から立ち去る彼女に付き添った。

 後日、フランは父親から「ラナと結婚しろ」と言われ、政治的観点から他に選択肢がなかったこと、もともとラナに対して好意を抱いていたことから承諾。

 一緒に国を出ることになった。

 野宿を経てフランの親戚がいる隣国の街に辿り着くと兄のカールレートと偶然出会う。

 常時ハイテンションのカールレートに事情を聞かれたラナは洗いざらい話したところ、一家総出で歓迎してもらえる。

 親戚家族の賑やかぶりに圧倒される。

 話の流れで、フランがこの世界にはない『ボールペン』や『ドライヤー』、『石鹸』を製作していたことがわかり、フランの技術力の高さを知る。

 生計を立てるために商品として『シュシュ』を売ることになり、ラナは針仕事に勤しむ。

 「ミシンがあれば楽なのに・・・」とぼやいたところ、3日後にフランが手のひらサイズのミシンを作ってきてくれる。

 親戚が廃牧場を整備して住まいとしてぼろ小屋を提供してくれた。

 生活の基盤を整えるために、コンロや冷蔵庫が欲しいと相談すると作成できるとフランに言われる。

 王太子たちがフランが制作したものを自分が制作したと言って手柄を横取りしており、そのことにラナは憤慨。

 自分のことでそこまで憤ってくれるラナに、フランは改めて自分が彼女に惹かれた理由を認識した

 翌日、街に買い出しに向かい、不吉と称される赤い髪と瞳をラナに褒められたフランは超照れる。

1巻より引用

 街の管理を任されているクーロンという職人に挨拶をしに行くことになり、訪問したところ初対面で赤毛をなじられてしまう。

 兄のカールレートがフランが『ドライヤー』を作ったと紹介し、あんな複雑なものを作った奴なんざクソ喰らえと一蹴したところフランは――

「……複雑? 竜石にエフェクトを刻み込むだけだろう。複雑なものは作ってない」

 と言ったところ職人一同は唖然となった。

 そこへ商人のレグルスという人物が現れて、『ドライヤー』について交渉が開始。

 交渉はラナが請け負ったことでうまく纏まり、商会とのパイプが出来上がった。

 自宅に戻って夕食を終えるとフランは『冷蔵庫』と『コンロ』の開発に着手した。

 気づけば徹夜しており、目を覚ましたラナに徹夜を咎められ、徹夜させてしまったことを謝罪される。

 王太子のときは徹夜までしても「仕事が遅い」と罵られたフランにとって、自分のことを案じてラナが怒ってくれたことが嬉しかった。

 パンを焼きたいからオーブンを作ってほしいとラナに無茶ぶりされるが好きな人のお願いなので承諾。

 承諾して喜んでくれるラナに「カワイイからいっか~」と無茶ぶりされたことも流してしまうフラン。

1巻より引用

 プロの竜石職人であるレグルスの兄が『ドライヤー』の設計について聞こうと訪ねてきて、フランが――

「え、職人ならあのくらいできるんじゃないの?」

 と言ってキレられる。

 プロすら言葉を失う技術力にようやく自分の技術力の高さがわかってきたフラン。

 ラナに「自分は無償で利用していた王太子とは違ってちゃんとお金という報酬を払うから」と言ってもらえる。

 自分の才能があることを教えてくれたり、自分のために怒ってくれたり。

 フランは王太子たちが羨ましく思ったことがあった。

 好きな女のためになにを贈ればいいか試行錯誤していることが。

「これから俺は君のために、君のためだけに、君の欲しいものだけを作っていける」

 その才能があったと教えてもらえたことが、何よりの報酬だったとフランは思えた。

 その夜、かつての友人がフランを尋ねてきた。

 王太子の友人の一人が『守護竜の愛し子』にドレスを贈るために国費を横領し、トカゲの尻尾切りに遭いそうになっていた。

 フランは横領隠しの知恵を授けてその友人を帰させる。

 去り際、友人は「俺たちももう嫌だから戻ってきてほしい」と懇願された。

「ふざけてる?」

 自分を、さらには自分の好きな人を簡単に切り捨てた奴らのために、今の幸福を捨てる意志などフランにはなかった。

 身の振り方を考えろ、と忠告だけ残してフランは立ち去る。

 今の自分は、この幸せとラナを守るために頑張りたい。

 それがフランの望み。

 ――1巻終了。

感想

 ころころ表情が変わるラナがひたすら可愛いです。

 それに振り回されるフランの表情にはニヤニヤせずにはいられません。

 悪役令嬢ものですが、ラナの悪役令嬢ぶりはほぼ見ることはありませんでした。あくまで設定上のお話ということでしょうかね。

 どちらかというと関係のないモブキャラ令嬢の方がよっぽど悪役に相応しいですね。

 前世の記憶とフランの技術力のおかげでしっかりと生活の基盤を整えつつ、一気にお金を稼ぎ、なんだかんだ強かな二人です。

 ラナがフランのことをどう思っているのかは明確に描写されていませんが、これからの展開に期待ということで。

 4巻はいつ出るの!?(゚∀゚) 首を長くして待ってるよ!

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