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楽天モバイルが０円廃止！？乗り換えるべき？無料でなくなった影響は？
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こんにちは、柊です！
5/13に、楽天モバイルユーザーにとって衝撃の発表がされました。
新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」が発表され、それに伴い１GB以下の『月額０円』が廃止されることが決定しました。
この記事では「月額０円廃止」による既存ユーザーへの影響と他社に乗り換えるべきかどうか解説します。
この記事がおすすめの人
- 楽天モバイルを契約している人
- 楽天モバイルを検討している人
- 「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」について知りたい人
Rakuten UN-LIMIT Ⅶの概要
新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」は2022年7月1日から開始予定です。
- ０GB～３GBまでは月額1,078円（税込）
- ３GB～２０GBまでは月額2,178円（税込）
- ２０GB超えると月額3,278円（税込）
従来の料金プランにあった「0GB～１GBまでは月額0円」が廃止されています。
既存ユーザーも自動で新プランへ移行される
一番騒がれているのは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」を契約している既存ユーザーも、７月１日から自動的に新プランへ移行されることです。
「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」では「０GB～１GBまでは月額０円」でした。
無料だからこそ楽天モバイルに乗り換えたユーザーも多いため、この強制移行には物議が出でています。
７月１日以降も、通信料0～1GBの場合、４ヶ月間は無料となります。
※内２ヶ月は期間限定ポイントで還元
実は０円プラン廃止は既定路線だった？
今回の発表で0円プラン廃止を知った人も多いかもしれませんが、実は前々からこの可能性については言及されていました。
2021年5月の決算説明会で「どこかのタイミングでやめて（解約して）いただく可能性もある」と述べたり、
契約約款の改定で利用停止の条項が
「当社の指定する１の回線が、連続する１８０日間において、まったく使用されていない場合」
と変更されています。
引用元：https://network.mobile.rakuten.co.jp/information/news/service/687/?l-id=search_top
なぜ既存ユーザーも自動的に移行されるのか
楽天モバイルの三木谷会長の説明によると
「既存ユーザーは0円のまま、新規ユーザーは980円で、サービスを利用」という条件でのサービス提供は電子通信事業法27条の3で規定されている「行き過ぎた囲い込みの禁止」に抵触すると判断した。
とのことです。
ざっくり理解すると「同じサービスなのに、既存ユーザーと新規ユーザーの間で格差が生まれるのはダメ」ということですね。
それについては妥当性のある判断だと思います。
旧プラン（Ⅵ）と新プラン（Ⅶ）の違い
０円廃止はわかりましたが、新旧プランで他にも違いはあるのでしょうか。
一覧で比較すると変更点は大きく４つです
- 0GB～１GBの無料廃止（0円→1,078円）
- 国内データチャージが550円→660円
- 国内通話オプション（10分までかけ放題→15分までかけ放題）
- メールアドレスの提供
| 項目 | Rakuten UN-LIMIT Ⅵ（旧） | Rakuten UN-LIMIT Ⅶ（新） |
|---|---|---|
| 0GB～1GB | ０円 | 1,078円（税込） |
| 1GB～3GB | 1,078円（税込） | 1,078円（税込） |
| 3GB～20GB | 2,178円（税込） | 2,178円（税込） |
| 20GB超 | 3,278円（税込） | 3,278円（税込） |
| データ容量 | 楽天回線エリアで高速通信で無制限 楽天回線エリア外：最大１Mbps | 楽天回線エリアで高速通信で無制限 楽天回線エリア外：最大１Mbps |
| データチャージ（1GB） | 楽天回線エリア外 国内：550円（税込） 海外：500円（非課税） | 楽天回線エリア外 国内：660円（税込） 海外：500円（非課税） |
| 国内通話 | オプション（月額1,100円税込） 【OS標準電話アプリ】 ・10分かけ放題 ・SMSし放題 【Rakuten Linkアプリ】 ・かけ放題 ・SMSし放題 ※Rakuten Linkアプリを使用していない スマホや固定電話へもかけ放題 ※国内SMSはAndroidの場合に限る ※国内SMSはRakuten Link未使用時、 全角70文字まで3.3円（税込）～ | オプション（月額1,100円税込） 【OS標準電話アプリ】 ・15分かけ放題 ・SMSし放題 【Rakuten Linkアプリ】 ・かけ放題 ・SMSし放題 ※Rakuten Linkアプリを使用していない スマホや固定電話へもかけ放題 ※国内SMSはAndroidの場合に限る ※国内SMSはRakuten Link未使用時、 全角70文字まで3.3円（税込）～ |
| メールアドレス提供 | - | 2022年7月１日から提供予定 |
| ネットワーク | ４G/５G | ４G/５G |
| 特典 | - | ・1GBまで実質最大4ヶ月 （2ヶ月分は相当額をポイントバック） ・楽天市場での買い物がポイント最大6倍 ・新規申し込みで3,000ポイント還元 ・楽天系サービスや動画サービスが一定期間無料 ※無料期間終了後、定額から割引やポイント還元 |
楽天回線の課題
楽天モバイルの回線は「つながりにくい」という課題がまだ残っています。
つながりにくい主な場所
- ビルの地下
- トイレやエレベーターなどの閉所
- 高速道路や山間部付近
つながりにくくても無料なら「まあいいか」と許容できることもありました。
Wi-Fiに接続すれば、つながりにくさもほとんど感じません。
「つながりにくいけど無料」だったのが、「つながりにくい上に有料」に変わってしまったのです。
メリットを感じられなくなり、離脱を検討する人が増加すると予想がつきます。
他社プランとの比較
離脱を検討するなら他社のプランと比較したくなりますね。
各社の料金の比較表を見てみましょう。
引用元：https://network.mobile.rakuten.co.jp/fee/un-limit/7/?l-id=top_carousel_plan_un-limit-7#note
楽天から他へ乗り換えるべきか
料金比較表を見た結果、使用している通信量によって２つの結論に分かれます。
いままで０GB～１GBだった場合、乗り換え検討の余地あり
無料だった人が1,078円払うなら、価格が同程度の「Povo」や「LINEMO」に乗り換えた方がお得です。
povoは990円なのでむしろそっちの方が安くなります。
しかもauやソフトバンクは楽天モバイルよりもつながりやすいです。
楽天モバイルと違って通信量の上限がありますが、そもそもいままで0円で抑えていた人が、上限一杯まで使うことはないでしょう。
いままで１GB以上だった場合はステイ
いままでも１GB以上の通信量だった人は変更を検討する必要はありません。
支払い料金はいままでと変わりありませんし、メールアドレスをもらえたり、かけ放題が15分に延びていて、何なら良くなっているとも言えます。
（メールアドレスは別に要りませんが）
三木谷会長は0円廃止とする一方、楽天グループのサービスでのポイント還元を手厚くすることで価値向上を狙うと説明しています。
乗り換え先の選択肢が「Povo」か「LINEMO」くらいしかない今の状況では乗り換える意味はないため、ステイです。
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