ありふれた職業で世界最強　あらすじとネタバレ 漫画とアニメについて解説

　この記事では異世界作品で人気の『ありふれた職業で世界最強』について、ストーリーのあらすじやもうすぐ放送されるアニメ第二期について解説していきます。

ありふれた職業で世界最強とは？

　小説投稿サイトの「小説家になろう」で連載されていた小説のコミカライズ版となります。

　原作者は白米良（しらこめりょう）先生。厨二好きを自称しています。

　原作小説はオーバーラップ文庫より2015年から17巻刊行されており、現時点では完結しています。

　小説家になろうでは番外編が執筆されており、PV数は6.6億を超えています。

　シリーズ累計発行部数は500万部を突破。

　コミックは現在１～8巻が発売されており、2019年7月にはアニメ一期が放送され、2022年1月からはアニメ二期が放送開始されます。

登場キャラクター

　主人公の南雲ハジメ。

　冴えないゲームオタクだったが、ある日クラスメイトごと異世界『トータス』に飛ばされる。

　世界に与えられた天職は『錬成師』。

　迷宮攻略時に深層へ落とされ、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされる。

　生き延びるために魔物を食料として喰らい、その能力を得て、錬成で銃火器を開発し、誰よりも強くなっていく。

　ヒロインのユエ。

　迷宮深層で封印されていた吸血鬼の少女。

　不死に相当する力を持っており、強大な魔術を扱える。

　強力な力を権力者に利用され、用済みとなって封印されているところをハジメに助けられた。

　ハジメLOVE。

　ヒロインのシア・ハウリア。

　天職は『占術師』。未来視の力を持つ兎人族。

　一族滅びの危機をハジメが解決してくれるという未来を視て接触を図った。

　戦闘能力皆無だったが、のちに物理特化の化け物クラスに成長する。

　ハジメLOVE。

　ヒロインの白崎香織。

　元の世界にいたときからハジメのことが好きだった。

　迷宮でハジメが深層に落ち、死んだと思っているが後に再会を果たす。

　職業は『治癒師』。

　ハジメLOVE。

　ヒロインのティオ・クラルス。

　黒龍の姿になれる最強の竜人族。

　天職は『守護者』。

　何者かに操られて正気を失っているとき、ハジメに尻をパイルバンカーで貫かれて新たな扉を開いた。

　高潔で清廉と言われる竜人族だが、ドMの変態駄龍になってしまった。

　ハジメLOVE。

あらすじ（ネタバレ含む）

　ある日、南雲ハジメは教室にいたクラスメイトごと異世界『トータス』に召喚された。

　唯一神エヒトが魔人族との戦争で滅びの危機にある人間族を救うため、より優れた能力を持つ地球人の彼らを呼び寄せたという。

　ステータスプレートという自身の能力を数値化して表すアーティファクトをもらい、自身のステータスを確認するが、ハジメのステータスは『トータス』住民の平均値と同じ。

　才能を示す天職も『錬成師』という非戦闘職だった。

　ダントツに低いステータス値であるためクラスメイトにも馬鹿にされた。

　訓練でオルクス迷宮に入ることになり、クラスメイトの一人が迷宮のトラップを起動させてしまい、最強の冒険者でも歯が立たないベヒモスという魔物が現れる。

　後方も大量の骸骨の魔物が湧き出ており、退路を断たれてしまう。

　クラスメイトは混乱して冷静な対応ができずにいた。

　ベヒモスに挑もうとする勇者の天職を持つ天之河光輝を説得し、後方のクラスメイトを守るように指示。

　後方は勇者の天職を持つクラスメイトに任せ、南雲は退路を確保できるまでベヒモスの足止めを行う。

　その時、誤射を装って誰かに魔法を撃ち込まれ、ハジメはベヒモスと共に迷宮の深部に落とされることになる。

　深部にはベヒモス級の魔物が多数徘徊しており、ハジメはその遭遇時に片腕を食われてしまう。

　死の恐怖に震えながらも死にたくない一心で、錬成で壁に穴を作って命からがら逃げ延びることに成功した。

　どこからかポタポタと水滴が滴り落ち、それを口にすると失った腕の出血が止まり、混濁していた意識もはっきりしてきた。

　しかし穴の外では腕を食った魔物が徘徊しており、ハジメは何日も穴の中で過ごすことになる。

　精神は擦り切れ、生きる気力すらも失われたのに、まだ死にたくないと思っている自分に疑問を抱いた。

　自問自答を繰り返し、元の世界に帰りたいと願っていることに気づく。

　そのためならば異世界も神の使命もクラスメイトのこともどうでもよく、元の世界に生きて帰ることを邪魔するモノはなんであろうと敵であり、敵は殺すという決意を抱いた。

　錬成を磨ぎ、魔物を罠に嵌め、食料にするために狩る。

　逃げ延びるために作った穴を広げると、傷や魔力を回復する水を生み出す石が見つかった。

　食料と水を確保し、狩った魔物の肉を食べた瞬間、激痛と共に身体が崩壊し始めた。

　その崩壊を食い止めるべく回復の水を飲んで耐えた結果、髪は白くなり、ステータス値は上昇し、魔物が使っていたスキルを手に入れた。

　回復の水でいくらでも魔力を回復できるハジメは錬成の技能を鍛え、迷宮内で採取できた鉱石を基に銃の開発に成功する。

　その新たな武器を用いて魔物を狩り、食って、技能を得て強くなっていく。

　十分に強くなったとハジメは自分の腕を食った熊の魔物を倒し、地上を目指して迷宮を進むが、上に繋がる道が見つからない。

　見つかったのは下層に繋がる道だけで、行く宛のないハジメは迷宮を降りていくことにした。

　その過程で倒した魔物は片っ端から食って自身を強化していき、50階層に到達したとき明らかに人工物の扉が現れた。

　その扉を開けると封印された吸血鬼の少女がハジメに問いかける。

　「誰か……そこにいるの……？」

――１巻終了

感想

　クラスメイトに疎まれて、裏切られて、迷宮の底に一人で落とされながらも生き延びることを決意して、這い上がっていく姿にはわくわくしました。

　作者が厨二大好きということもあっていろいろなところにそれを匂わせるものが見受けられます。

　主人公の性格が急激に変わってしまうので、人によってはそこで違和感を覚えるかもしれません。

　錬成の能力を鍛え上げて銃を製作できるようになり、魔物を食べてステータス強化ができるようになってからは無双状態。

　タイトル通り世界最強になるのもすぐでしょう。

こんな人にオススメ

• 異世界ものが好き
• どん底から這い上がる主人公の姿に共感できる
• バトルものが好き
• 厨二的設定が好き

アニメ情報

　２０２２年１月１３日からAT-X、TOKYO MX、BS11にて第二期が放送されます！

　具体的日程は以下！

公式ホームページ：https://arifureta.com/

　ｄアニメストアでも１/１３から地上波同時配信されます！