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機工魔術士-enchanter-を読んで魅力と感想を語る

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機工魔術士-enchanter-ってどんなマンガ?

出典:機工魔術士1巻表紙

 『機工魔術士-enchanter-』(以下:『機工魔術士』)は2002年から2008年まで月間ガンガンWINGで連携されていた作品です。原作者は河内和泉先生。

 この記事を書いている時点ではすでに完結しており、全19巻のコミックが販売されています。

 作品のジャンルとしてはラブコメファンタジーと言ったところでしょうか。

 タイトルから想像がつくように工学と魔術の要素を多分に含んだ作品です。

 序盤はラブコメ(+お色気)展開が多いですが、ストーリーが進むほどシリアスな展開が増えてきて、読み進めるにつれて純愛と呼ぶべき展開になります。

 キャラクターたちの心や感情が緻密に描かれているところが読者を引き込んでいきます。

 人としての在り方についても学べるところが多く、読んで損はしない作品であると言えます。

あらすじ

 思春期真っただ中の男子高校生「叶晴彦(かのうはるひこ)」(以下:ハルヒコ)は機械いじりが得意。その専門性は高校生レベルをとうに超えており、先生や友人たちに頼られています。

 そんなハルヒコは機械音痴な女教師「藤川優香(ふじかわゆうか)」(以下:優香姉)に思いを寄せつつ、楽しい高校生活を送っていました。

 そこへ優香姉と瓜二つの悪魔「ユウカナリア」がハルヒコの前に現れます。

 ユウカナリアは死んで魂だけになった恋人「フルカネルリ」を蘇生させるためにハルヒコの身体を狙っており、あの手この手(ハニートラップ含む)で身体を奪おうとします。

 当然ハルヒコは(葛藤しながら)それを拒否。

 そしてひょんなことから強大な力を持つ「フルカネルリ」の力を継いでしまい、「機工魔術士」となったハルヒコは多くの悪魔に狙われることになります。

 その過程でいろいろな人や悪魔と出逢い、成長していく物語です。

感想

 連載開始初期の1巻ということもあって、バトルシーンとギャグシーンが多いですが、それでも熱いし笑えるしでとても楽しめます。

 ハルヒコとユウカナリアの掛け合いがとにかく面白いです。

 いまはエンジニアや技術者の需要が高い時代なので、これを読んで憧れる人もいるのではないでしょうか。

 完結してから時間が経っているため、中古ならかなり安い値段で手に入れられると思いますので、ぜひ読んでみてください!

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